マフィンとカップケーキの違いって?
マフィンやカップケーキはシングルサービングタイプ(一人用に提供できるサイズ)で手軽に食べられます。どちらも形が一緒で同じ型を使って焼くので見た目はとても似てますよね。
違いは何かっていうと、一言で簡単に言うとグループが違います。
- マフィン・・・・パンの仲間に分類
- カップケーキ・・ケーキの仲間に分類
朝食に登場するマフィン
マフィンはパンの仲間なので、朝ごはんによく登場します。分かり易いのはホテルのビュッフェに行くとクロワッサンや色んな種類のパンが並んでいて、その中にマフィンも並べられています。かなり前にサンフランシスコに行った際に、ヒルトンホテルのカフェでマフィンを朝ごはんに頂いたのを思い出しました。☕✨。
マフィンやコーンブレッド、バナナブレッド等ありますが、イーストを使わないパンをクイックブレッドと言ったりもします。発酵無しですばやく作れるところがお手軽です!
作り置きして朝ごはんに食べるのがおすすめです!
ティータイムに登場するカップケーキ!
カップケーキはケーキの仲間で、食事ではなく、お茶の時間や食後のデザートとして頂きます。ふんわりスポンジィ~な生地はパンというよりケーキそのもの。クリームのデコレーションもケーキを創造させます。
それぞれ詳しく見ていきましょう!「
カップケーキって何?
カップケーキは、クリームをトッピングしたり、アイシングをしたり、可愛くデコレーションした小さなケーキです。ケーキの中心にジャムやクリーム、フルーツコンポートのフィリングを詰めたものもあります。
カップケーキは切り分けるタイプのケーキと違って最初から一人分のサイズで焼きます。なので、切り分ける作業がなく、そのまま提供できますね!
『カップケーキ』🧁の名前の由来は小さなカップで焼くミニチュアサイズのケーキ!
マフィンって何?
マフィンは一人分サイズでつくる、イーストを使わない発酵無のクイックブレッドです。イーストの代わりにベーキングパウダーや重曹を使います。マフィンは通常甘く(セイボリータイプもありますが)軽い触感のカップケーキに比べてリッチな食べ応えです。
マフィンは朝食等のお食事になるほか、おやつとしても楽しむことができます。
プレーンマフィンもシンプルで美味しいですが、色んな材料を生地に混ぜ込んだりいろんなバリエーションも楽しむ事ができますね!
生地に混ぜ込む材料としてメジャーなのは、チョコチップ、ナッツ類、ブルーベリーやバナナ、林檎等のフルーツ、またドライフルーツ等。
個人的に好きなのは、生のバナナを生地に混ぜ込んで作るバナナマフィンです。
マフィンとカップケーキを比較! 6つの違い
マフィンとカップケーキでは独特の食感やフレーバー、焼くときの工程が違ったりします。もちろん材料も違います。
海外サイトの Master Classさんのサイトを参考にさせて頂きました。こちらをベースに解説します。
Master Class さんのお料理情報が色々のってますので、興味ある方はチェックしてみてください。
1.フロスティングする?しない?
カップケーキとマフィンの大きな違いはフロスティング!カップケーキにはフロスティングしますが、通常マフィンにはフロスティングのデコレーションはしません。
カップケーキをはじめ、アメリカンケーキでは定番のフロスティング。最もポピュラーなのがバタークリームフロスティングです。他にもちょい甘さ控えめなクリームチーズフロスティングや日本人好みだと、生クリームのホイップなどなど。
それに対してマフィンには甘いフロスティングはしません。代わりに生地にチョコやフルーツを混ぜ込んだり、ナッツやクランブルのトッピングをします。
トッピングの代表格はやっぱりオレオ。オレオマフィンは大人気ですね!でも最近はオレオは外国産(中国産)なので国産のノアールを愛用しています。
<違いのポイント>
マフィン→フロスティングしない。
2.材料の違い
マフィンの材料では、カップケーキに比べて砂糖の分量が少ないです。また、健康志向に向けて小麦粉を全粒粉に変えたり油脂を減らしてアップルソースやヨーグルトに代替しても作る事ができます。
カップケーキの材料には標準的にバニラエクストラクト(日本ではあまり普及してなく、バニラオイルやバニラエッセンスで代用)が使われている事が多いです。
<違いのポイント>
マフィン→砂糖控え目、小麦粉を全粒墳にしたり、ヘルシー志向な物もある
3.プロセス☆作り方
カップケーキはレシピ本を見ると色んなプロセスがありますが、主にはクリーミングメソッドにて作られている事が多いです。
クリーミングメソッドとはパウンドケーキ等を作る時のように、バターと砂糖を合わせてクリーム状に仕上げ、卵や牛乳等の液体類と小麦粉やベーキングパウダー等の粉類を混ぜ合わせせ、生地がふんわりしたなめらかなバッター生地にて焼き上げる手法です。
マフィンはこの手法と違った作り方です。基本的には、粉類と液体類をそれぞれ別で混ぜ合わせ、それらを合わせて混ぜあわせ、生地がぼってりとしていて、ケーキと比べると粗くまぜあわせた生地を焼き上げる手法です。
<違いのポイント>
マフィン→焼き上げる生地がぼってりしていて混ぜが粗い。
4.フレーバー
カップケーキはデザート仕様なので。テイストは甘く、フルーティーな仕上がりです。。主なフレーバーとしてチョコレート、バニラ、ストロベリー等。
これに対して、マフィンのフレーバーは甘いテイストとSavory(塩味系)の2つのフレーバーがあります。例えば甘いマフィンの代表はブルーベリーマフィン、セイボリータイプでは、コーンブレッドマフィン等があります。
<違いのポイント>
マフィン→甘いものと、セイボリー(塩味)系の2タイプがある
5.食感の違い
カップケーキはふわふわでエアリーそしてマフィンに比べると軽い食感です。バッター生地ではカップケーキは柔らかくなめらかですが、マフィンはもってりしていて厚みのあるパンに近い生地です。
<違いのポイント>
マフィン→重みのある食べ応え(パンの様にしっかりした噛み応え)
6.デコレーション
一般的にカップケーキはマフィンよりもデコレーションが豪華です。お祝いやパーティーで活躍できるように、スプリンクルやキャンディー、カラフルなペーパーやピックを使ったり、豪華にデザインされたフロスティングしたりします。
マフィンはシンプルであまりデコレーションをしません。カップケーキはほぼデザートとして作られますが、マフィンはフレーバーによってデザートになったり、軽食や食事になったりとアレンジ自在です。
<違いのポイント>
マフィン→デコレーション無しでシンプル。お食事に登場する。
結論:どっちかは人それぞれ
マスタークラスさんのサイトを参考にマフィンとカップケーキの違いをまとめてみました。
しかし、最近ではバター無し、オイルなし、生クリームベースだったり、ヨーグルトベースだったり材料も様々だし、どっちがマフィンかカップケーキが区別するのが難しいところです。基本的な違いは判りましたが、結論として、作った本人がマフィンと言えばマフィンだし、カップケーキと言えばカップケーキです。作った本人が決められるって事でどうでしょうか?(笑)
オシャレなカップケーキとシンプルマフィン
カップケーキと言えば、アメリカのドラマ『SATC』に登場する実在のショップマグノリアベーカリーのカップケーキが有名です!
現在マグノリアベーカリーは日本から撤退してしまいましたが、デコレーションカップケーキを一躍有名にしたのは事実です!(アメリカや中東にはショップがあります)
元々はショップのオーナーさんがケーキを焼く生地のあまりを小さなカップで焼いたところ、それがお客さんに人気になって一気に広まったとか・・
カップケーキもマフィンもどっちも美味しいですが、ちょっとだけ華やかにオシャレ✨にしたい時はカップケーキがいいですね!
シンプルに仕事の合間のおやつや朝ごはん用にはマフィンをセレクト!
用途にあわせてアレンジ自在な一人用サイズで便利なスイーツで気分あげ⤴ていきましょう☺
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