本の紹介:クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち

ストレス

本日のご紹介する本は、こちらのクラッシャー上司。サブタイトルが”平気で部下を追い詰める人たち”とあり、追い詰められてしまった私としては読まなくてはと思い、近所の書店に出向いて即買いしました。

タイトル:クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち
著者  :松崎一葉
価格  :820円
出版社 :PHP新書

 

クラッシャーとは?

そもそもクラッシャー上司のクラッシャーとはどんな意味なのか?

クラッシャーの意味
クラッシャー(Crusher)とは固体を破砕する機械のこと。破砕機。岩石など固体を目的の大きさまで細分化する場合、それを破砕、粉砕する目的で使用される。

 

岩石を破砕するって💦それを人に例えるとかなり怖いですね。ましてや職場の上司や自分の部署にそんな人がいたら、大変💦です。でも実際にいるんです。私の部署にもいます。あなたの会社にもいませんか?いるでしょう?

この本はそんなクラッシャーな人を産業医が分析し、該当者の精神構造を具体例を挙げて解説しています。最後には対策も述べています。

会社員で、人間関係に悩んている人は読んでみると考え方が変わるかもしれません。



 

クラッシャー上司の定義

クラッシャー上司の特徴は以下の通り。

1.部下を精神的に追い詰めて潰し、出世していく
2.他人への共感性が欠如している為、罪悪感を抱かない
3.基本的には仕事が出来るので、会社としても対処が難しい
4.部下を奴隷のように扱い失敗するとネチネチ攻め続けて結果的に潰していく
5.機嫌の良い時と、悪い時がはっきりしている。

 

思い当たる感かがなりあります。こんな人いませんか?いるいる。。

本の概要

本書を少しだけ抜粋し、サマライズして紹介します。

目次

第1章 いったい彼らは何者か ークラッシャー上司の実態ー
第2章 クラッシャー上司のの精神構造 -未熟なデキるやつー
第3章 クラッシャーを生む日本の会社 -滅私奉公の時代の終わりー
第4章 クラッシャー対策 -その暴力から身を守るためにー

クラッシャー上司は自分の部下を潰して出世していく。つぶれていく部下に対する罪悪感もなく、自分は正しいという確信を持ち、他人への共感性を全く持っていない。

これらは共通した特徴だが、個人差があり、部下の潰し方も様々。3つの事例を取り上げている。

クラッシャー上司の主な特徴

クラッシャータイプ1
部下につきっきりで指導をし、精神的に追い詰めて潰す。自分の行動は善だと強い確信を持ち、厳しい納期は絶対順守、部下が辛い思いをしているのに全く気付かず、悪意は無いが、鈍感なタイプ。

クラッシャータイプ2
仕事が出来て、完全主義という以上のこだわりがあって、それを善だと疑わず、部下にも強要し、部下をメンタル不全においやってしまうタイプ。タイプ1に比べて他社への共感性がゼロ。

クラッシャータイプ3
悪意のあるタイプ。前者と違って善の意識が低く、他社への共感性が欠けているというより、自分から捨てている。意図的に部下を攻撃して潰していくタイプ。

具体的事例はぜび本を手に取って確認してみてください。いるいる、こういう人!と納得してしまいます。

 

クラッシャー上司の精神的構造 (未熟なデキるヤツ)

クラッシャー上司の精神構造は未熟型うつと似ている。

未熟型うつの意味
未熟型うつ病は、他者への依存が強いわりに、かなえられないと攻撃的になるのが特徴です。従来のうつ病なら他者に配慮します。
未熟型うつ病は、若年層に多く見られます。不安や焦燥感が強いのも特徴的です。
自己中心的で自分の能力を過大評価する人がなりやすい傾向にあります。日内変動、早朝覚醒、食欲低下が現れます。

クラッシャー上司はこの未熟型うつの特徴を持ちながら、仕事ができる為、部下を追い詰め、良い業績結果を出し、出世していく。



クラッシャー上司を生む日本の会社

クラッシャー上司的な人は海外ではほとんどいない。それは日本企業の構造に原因がある。日本の企業が『メンバーシップ型』に対して、欧米の企業は『ジョブ型』。

メンバーシップ型とは、職務範囲が明確でなく、転勤も断れなく、法の範囲内では残業も無限定。

ジョブ型とは、職務範囲が明確に区分けされていて、自分の仕事範囲外は断ることができる。(アメリカっぽい)

どちらもメリット、デメリットはあり、メンバーシップ型には終身雇用が保証されていたり、職務範囲を超えてさまざまな経験ができるというメリットがるが、クラッシャー上司を生みやすい環境でもある。しかしながら、リストラがはびこっている今日では終身雇用が崩壊状態であり、メンバーシップ型にメリットを感じる若者はほぼいないのが現状です。家庭をかえりみず、自分をも犠牲にして会社に尽くしていた時代はもう終わっています。

本当に消費者は新商品を求めているのか

筆者が述べていて感銘を受けた点は、日本の企業は開発に尋常でないスケジュールで納期に追われていて、プレゼンのプレッシャーがあり、その準備で深夜残業続きが当たり前。高度消費時代はそれでもよかったが、今の時代消費者はそこまで新製品はもとめていない。一瞬飛びつくが、すぐ飽きてしまう。そのため開発側はさらに新たな開発をしなければならない。

おかげて、メーカー側はてんてこまい。スピーディーに、何処よりも安く、新商品を生み出すことで手一杯なのだ。

消費者であるお客は、新製品をちょっとは楽しいかもしれない。でもそんなに色々いらないし、求めていない。

だとしたら、誰もパッピーになっていない。新商品一つが生まれるまでに、過剰労働で何人も人が倒れている状況で、その経済活動で得をしている人がどこにもいない気がしてくる。  

本書P122より一部抜粋

うーん、考えさせられます。この新商品をかなり安く売るために過剰労働している人が影にいる事をおもうと。。💦

そして、中国に参入している企業を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?例えばサプライチェーンの先の先をずっと調べていると、その企業はウイグルの人が奴隷のように働かされていたり。。確かに少しでも安いメーカーをと探していくとそんな状況もあったりします。



 

クラッシャー対策 その暴力から身を守る対策

本書では対策として以下の通りに述べています。

自分の職場にクラッシャー上司がいた場合、身を守る対策として、会社の同僚に助けを求めたり、同じ被害者と感情のシェアをし、ひとりで孤立しないことが重要。

また、クラッシャー上司は情緒不安定であるため、ある意味上から目線でかわいそうな人だなとよゆうで眺めることが出来ると多少気持ちが楽になる。

最終的には、自分の身を守るためには、自分の限界点を理解することが重要。無理し続けると、心身が崩壊する。崩壊する前に予兆を自分で把握しておくことがポイント。



まとめ

クラッシャー上司についてまとめてみました。

クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書) [ 松崎一葉 ]

価格:902円
(2020/7/14 21:21時点)
感想(3件)

 

最終的には“逃げるが勝ち”という言葉があるようにその場から逃げる方が有効的な方法かもしれません。著者の言うように、自分の限界を超える前に対策しましょう。

ちょっと休息も必要だと思います。長い人生、数か月お休みしてみるのもいいと思います。

お茶でも飲んでのんびりしましょ♡



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sarry
独学でお菓子を作り始めてはや5年くらい。旅好きで現地で見つけたお菓子をアレンジして作ったり。旅先できままに本を読んだり。日々の出来事をつぶやいています。2020年7月より4か月間休職しました。11月に復帰!まだ慣れないし、のんびりいきます。