バレンタインに手作り用のチョコを探す
もうすぐバレンタイン♡。
チョコレートのお菓子を手作りで作りたい時期です。
最近の物価高騰で気づくとチョコレートの値段もかなり上がっています( ̄▽ ̄;)。
数年前までは板チョコが100円前後で売っていたのが、最近はどのメーカーの板チョコも値上がりしていて150円前後。
え・・・高い💦
板チョコに150円・・・
もしかしたら100均ショップならちょっとお手頃なチョコレートが手に入るかもと思いダイソーへ行きました。
チョコレートだったら、日本ブランドの明治、ロッテ、グリコ、森永以外でもいいかなって。
ダイソーにチョコレートを買いに行く
バレンタインの時期♡。この時に100均ショップにいくと手作り製菓の特設コーナーが設置されます。
可愛いパッケージやお菓子の型、そして製菓材料等・・・
やっぱり私たちが欲しいのはメインのチョコレートです。
お店に入るとありました。大量のチョコレート達。
それもブラック、ミルク、ホワイトと3種類全部そろっているー。うれしー
100円(プラス税ですが)で買えるならお得だしちょっといいかも。
それも量が80gもあります。
でもちょっと待って。
普通の板チョコは現在はだいたい1枚あたり50gで150円くらい。
これは安すぎるから何かありそうです。
一旦調査してみることとしました。
注意! これはチョコレートじゃなかった‼
店頭にならんでいるこの商品。
どうみても板チョコとしか思えないです。
形も色も板チョコそのもの。そしてバレンタイン特設コーナーに置いてあるし。
とりあえず1枚購入~。(チョコレートじゃないけど)
商品のパッケージを細かく分析する
まず商品をよくみると、一瞬チョコレートと書いてあると思ったら、違う!
CHOCOLATE ではなくてCHECKER’Sと書かれています。
なんとなくふわっと見るとCHECKER’Sという文字はCHOCOLATEとも思ってしまいます。
写真もチョコレートそのもの。
内容量が80gと大きく記載されています。
食品表示ラベル の確認
次にパッケージの裏側にある表示ラベルをチェック!
書かれている内容は以下(一部省略)。
- 名称:菓子
- 原材料名;砂糖、植物油脂、ホエイパウダー、ココアパウダー、脱脂粉乳/乳化剤、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)
- 内容量:80g
- 原産国:マレーシア
名称が菓子になっていてチョコレートの文字が一つもなく、商品名にもないです。
次に原材料名を確認するとチョコレートの成分(カカオマスやカカオバター)が入っていない。
※ちなみに原材料名は多く入っている順に書かれています。
そのため、チョコレートとは名乗れないから名称が菓子になっているのですね!
でも見た目は完全板チョコ~。
例:明治板チョコと食品成分表を比較してみた。
こっちは正統派板チョコ。
meijiの文字が大きく書かれていて、その下にmilk chocolateと書かれています。
裏側の食品表示もチェック!
- 名称:チョコレート
- 原材料名;砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター/レシチン、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)
- 内容量:50g
- 原産国:マレーシア
原材料にカカオマスそしてカカオバターがしっかり入っています。
簡単に日本のチョコレートの分類について
超簡単に日本でチョコレートと表記しているのはだいだい以下です。
- チョコレート・・板チョコ等
- 準チョコレート・・森永小枝等
- チョコレート菓子・・ポッキー、きのこの山等
- 準チョコレート菓子・・コアラのマーチ、パイの実等
チョコレートの含有量や使用されている材料によって分類されます。チョコレートの量が基準を満たしていないと、チョコレートを使っていても名称がビスケットとなっていたり、クッキーだったりします。
市販の板チョコでお菓子作り
さて、バレンタインのお菓子作りで使うチョコレートに戻ります。
手作りのスイーツに使うチョコレート。
製菓用チョコレートを使いたいところですが、専門店で購入するとわりとお高いのでできれば、お手軽に100均ショップで購入できたらいいなーって思います。
ちなみにこちらはチョコレートじゃないので、一旦保留~。
おすすめなのが、やっぱり王道な板チョコ♡。よりどり2個で300円。2個でお得かもー
と一瞬安いっ!! と思いましたが・・・
1枚150円なので、安くなかった。
よりどり2個にまどわされました。(言葉マジックです)
こちらは準チョコレートに分類されますが、お菓子作りに十分使えます。
ただ量がちょっと少なめなので、小ぶりで作りたい時など便利。
手ごろに購入できて製菓用に作られているので扱いやすいところもgood!
チョコレートのお菓子はだいたい美味しいー。
本来チョコレートは温度調整など色々奥が深いですが、家庭で作る場合にはその辺気にせずに身近な板チョコを使ってお手軽につくりたいです。
それでも十分おいしいお菓子が完成します♡
ダイソーの偽チョコから学ぶ心理学『行動経済学』
見た目そっくりなチョコレートは詐欺チョコ?
ダイソーのチョコレートみたいなこの商品。
お店に入ってバレンタイン特設コーナーに陳列されていて、形も板チョコそのものです。
ふつう食品表示とか細かくチェックしないし、チョコレートの規定も知らないから買った人の中には気づかずチョコレートと思っている人も未だにいると思います。
なので、これって詐欺チョコ? フェイクチョコ?
なんか騙された気分ですが・・・
食品表示はルール通りで問題無し
そもそも、この商品はチョコレートと書いていないし表記が『菓子』となっているので販売者側からすればルール違反にもあたらず、問題無し。
購入者側が勝手にチョコレートだと思い込んでいるだけで、商品自体には落ち度無しです。
購入者側が商品を見てしっかり判断できるようになると商品マジックに引っかからないですみます。
ただ・・なんかしっくりこないです。
行動経済学にはまってしまう(代表制ヒューリスティック)
行動経済学に『代表制ヒューリスティック』という言葉があります。
図に挙げたように白衣を着た人をみたら脳が即座に看護師と判断します。
白衣を着た人=看護師という先入観や過去の知識がそう答えを導きます。
しかし、もしかしたらコスプレかもしれないし、役者さんかもしれない。
個人が何かを判断するときに過去の経験や先入観に基づいて『この特徴をもっているから多分これだろう』と直感にたよって答えを導き出すこと。しかしそれが必ず正しいとは限らないのがデメリット。
今回まさにこれにはまりました。
長方形だし、チョコレートの代名詞;MILK/BLACK/WHITEの文字もありパッケージがそれっぽいので脳が勝手にチョコレートと認識していまいました。
売る側も巧みに使う心理学『行動経済学』
街中にはたくさんの心理戦がくりひろげられています。
売る側も消費者の心理を読み取ってありとあらゆる心理作戦でビジネスをしています。
- ついレジ前のチョコを買ってしまう
- 25%OFFだとお得感を感じる
- 何度も遭遇する商品に好感度があがる
- 限定商品をつい買ってしまう(限定20食)
- 長蛇の列のお店は美味しいと思う
色んなからくりに気づくと買い物中に『あ、ここでも行動経済学が取り入れられている』と冷静に判断出来て、無駄な買い物を阻止できます。
経済を動かしているのは『人の感情』
心理学的な視点で色々みてみるとすごく面白いです。
そして、自分も心理マジックにはまって無駄な買い物をしていました💦
今回はダイソーのチョコレートからふと行動経済学を想い出してしまいました。
チョコレートみたいなチョコレートじゃないこの商品。
バレンタインにはリアルチョコレートを使いたいですが、納得してこの商品を使うならありだとおもいます。安いので。美味しくできれば合格!
とりあえず1個購入してみたので、何かお菓子をつくってみようと思います。
ハウスメイトと試食会してみます♡。
別途報告~。
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